日高昆布と本ししゃも ししゃも小町と申します
- 2021/05/31
- 10:19
みなさん、こんにちは!
ししゃものふるさと、北海道・むかわ町からお届けしております!
今回は当店の隠れた人気商品「ししゃも小町」のご紹介をさせて頂きます。
「ししゃも小町」は、むかわ町の右側(東側)に位置する日高地方で採れる「日高昆布」とししゃもを使った「昆布巻き」です。
ししゃもは少し大きめで、しっかりと卵が入ったメスを選びます。それにご当地自慢の美味しい「日高昆布」に国産のかんぴょうと、良い材料を厳選して作っています。
醤油、砂糖、麦芽水飴などでじっくりじっくりと煮て仕上げます。もちろんすべて手作業、手作りです。
頭から尾まで形を崩さずに煮込むのは難しいですが、当店独自の方法(カッコつけて企業秘密とさせて頂きます)で、きれいに、美味しく煮込んでいます。
昆布巻きというと「お正月」「おせち料理」というイメージが浮かんできます。
昆布は語呂合わせで「喜ぶ(よろこぶ)」に通じるとされ「養老昆布(よろこぶ)」とも表記できることから、縁起の良い食べ物として、健康長寿の願いを込めて、御祝の席で用いられるようになりました。
昆布巻きの中(芯)に使われるのは「ニシン」が一般的です。ニシンは身を開いて頭や内臓を取り除き素干しにした「身欠きにしん」(みがきにしん)を用います。子供の頃、身欠きにしんはテカテカしているので誰かが磨いから「磨きにしん」と言うのかと勘違いしていました。
昆布と身欠きにしんと言えば、北海道と北陸・関西の交易を支えた「北前船」ですね。北海道の海の幸を船で運んだ結果、北陸地方や関西地方に独特の食文化が生まれました。その一つが「昆布巻き」と言えます。
「ニシン」は「二親(にしん)」に通じます。またニシンの卵「数の子」は子孫繁栄を象徴する縁起の良い食べ物です。縁起の良い昆布とニシンを合わせて、大切なお席には欠かせないものになりました。
当店のししゃも小町は「子持ちししゃも」を「日高昆布」で巻いてあります。
ししゃもは北海道の固有種です。「サケ目」という鮭の仲間で、川で生まれて海で育ち、毎年秋になると産卵のため、生まれた川に還ってきます。
この川は北海道の太平洋沿岸の鵡川や沙流川、釧路川等々、一部の川に限られています。
ちなみに、漁期は10月から11月にかけての短い期間で、漁師さんが船を出し、浜から肉眼で見える距離で漁を行います。
海で成長し、生まれ故郷に帰って子孫を残す。「子孫繁栄」に通じ「故郷に錦を飾る」が如しの、まさしく縁起の良い魚です。
昆布巻きの美味しさは何といっても昆布に含まれる「うまみ成分」である「グルタミン酸」ですね。昆布をたっぷり、たっぷりと使いますから、美味しくなるわけです。
昆布巻きの美味しさは何といっても昆布に含まれる「うまみ成分」である「グルタミン酸」ですね。昆布をたっぷり、たっぷりと使いますから、美味しくなるわけです。
そこに子持ちししゃものホロホロとした卵の食感、全体にしみしみと染み渡ったタレの旨さで、本当に美味しいんです。
【ししゃも小町(昆布巻)】(冷凍)
【ししゃも小町(昆布巻)】(冷凍)
子持ちししゃも 5尾入 1,500円
※冷蔵庫でゆっくり解凍するのがおすすめです。
※冷蔵庫でゆっくり解凍するのがおすすめです。
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