未来へむけて 北海道 むかわ町 ししゃも 3つの点を線で結ぶ! その10(おわり)
- 2021/07/03
- 16:23
みなさん、こんにちは!
心配な日々が続きます。
北の酒場通りではロングヘアーの女性が絵になると言われていますが、むかわ町鵡川地区の酒場通り「三等小路(さんとこうじ)」には、配達のクルマが来ても動こうとしないふてぶてしい野良猫が何匹かいるようです。
いつものように北海道むかわ町からお届けしております。
前回までのおさらい…
1980年代の半ば、カネダイ大野商店は初めて物産展に出店しました。
それは苫小牧で開催された、地元向けのイベントでした。
その時はすでに、むかわ町(鵡川町)は「ししゃもの町」として知られていました。
その後、札幌の百貨店からお声がかかり、翌年には東京の百貨店で開催された物産展に出店。
これ以降、全国各地の百貨店に呼んで頂けるようになりました。
しかし、昭和から平成、令和へと時代が移り変わる中、ししゃもの漁獲量は年々減少していった、というお話しでした。
「むかわ町はどうして『ししゃもの町』なんですか?」というご質問をこれまでたくさん頂いてきました。
その理由はひとつだけではなく、清流「鵡川」と共にこの地で生きてきた人々の、長い長い歴史の中で培われたものでした。
残念ながら「ししゃも」はかつてほど獲れなくなってしまいました。
海水温の問題など、考えられる原因はさまざまで、はっきりとした事はわかっていません。
人間と違って、水温が1、2℃違うだけでも、魚には厳しい環境になるという事です。
人間と違って、水温が1、2℃違うだけでも、魚には厳しい環境になるという事です。
北海道全体でいえば、秋の味覚の王様「サンマ」は漁獲量が激減し、鮭の代わりにブリがとれたりと、海全体がおかしな事になっています。
もちろんこれは、北海道に限った事ではありません。日本ひいては世界的な問題です。また環境問題以前に、世界の水産資源は過剰に摂取されており、資源は年々減っています。
もちろんこれは、北海道に限った事ではありません。日本ひいては世界的な問題です。また環境問題以前に、世界の水産資源は過剰に摂取されており、資源は年々減っています。
冬が終わり、春が来て、夏が来て、秋が来てという「当たり前」に思えることが、だんだんとそうではなくなってきました。
心配な日々が続きます。
「北海道」「むかわ町」「ししゃも」
3つの点を結ぶ旅も、いよいよ終わりです。どうにかつなげることができました。
全10回まで続くとは思いませんでした。
美味しい魚介類や美味しい野菜が、いつまでも食べられる世界が続く事を願っています。
美味しい魚介類や美味しい野菜が、いつまでも食べられる世界が続く事を願っています。
地球環境を守っていきましょう!
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